ゆずこの生活記

マイペースお気楽女の日記

認知症研修受けてきました。

仕事終了後、認知症の研修を受けてきました。

目的は仕事半分、近い未来の親の介護半分です。

 

認知症の人は現在250万人にせまる勢いだそうです。半分はアルツハイマー型、約2割は最近注目されているレビー小体型とのこと。

レビー小体型の特徴は幻視、手足の震え、悪夢による激しい寝言、立ちくらみなどの自律神経症状、意欲の低下だそうで、うつ病と誤診されることがあるそうです。

根本的な治療はないようですが、塩酸ドネペジル(商品名アリセプト)の内服が効果的とのこと。

一方で、治療可能な認知症があり、特発性正常圧水頭症といい、早い段階なら手術で劇的に改善するそうです。

特発性正常圧水頭症の原因は加齢などで脳脊髄液がたまり脳が圧迫されることで、認知症様の症状が現れ、つい最近まで全然元気だった人が気づくと体のふらつきが多くなったり転びやすくなったり、ボーッとしていることが多くなったり、尿失禁するようになったりといった症状が現れるそうです。一般に認知症では病期の終末期以外にはふらつきなどの歩行障害が前面にたつことはないので、とても大切な鑑別点だそうです。もう年だからと放置せずに神経内科や脳外科といった専門医を早く受診して手術すれば治るそうです。

知っているようで知らない認知症。勉強になりました。